孤独の時間

Jが寝てしまった

といっても、おやすみと直接言われた訳ではないの

お風呂に入ったかも、夜何を食べたのかも、何色のパジャマを着て寝たかも、寝る前に何をしてたのかも、会社に今日何を着ていったのかも、何一つ私にはわからない

それを全て知っている人がいる

何て悲しいの

私はただハングアウトに「おやすみ」と一言あったから、寝たんだなって思うだけ

孤独を感じる時間

遠い場所で眠るJ

私は一人、Jを想って暗闇で目を開けている

耐える時

こんな時ふと、苦しみの数々を思い出す

何となく自分で書いたものを見返していたら、2014年の苦しい時期に書いた文章を見つけた

私とても追い詰められてたみたい

Jをそばに感じられてなかったんだ…

この後楽しいことを考えてから寝るべきだよね

苦しい気持ちのまま眠りたくない

J、私のところにきて

***

愛なんて

あるようでない

ないようである

言葉に出した一瞬だけ

一瞬だけは幻じゃない

言い終わった次の一秒で

もう幻

ずっと続く

ずっと信じられる

ずっと消えない

愛なんて

受け取れも与えられもしない

愛は

受け取るものでも

与えるものでも

ないのかもしれない

自分の中だけで持っていて

自分に向けられたものかもしれない

誰にも

理解されない

実は誰のことも理解しようとしない

自分

2014/03/26

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