フラを6年ぐらいやっていた
去年の初め、やむを得ない事情で辞めた
ハワイアンミュージックが好き
踊るのが好き
必ず笑顔になるのが好き
一緒に踊っていた仲間か好き
フラを踊れば、ハワイの明るい太陽や暖かい風が感じられる
苦しい時、生きていたくないと思った時、フラは少しだけ私の支えになってくれていた
だから、どんなに辛い時期もレッスンを休まなかった
どうしようもない悲しみを抱えながら行ったこともあった
レッスン中にだらだらと涙が流れてきて、先生に「何か辛いことがあったのかもしれないけど、笑ってね」って言われて、泣きながら口だけ笑って踊った
何も食べられなくて倒れそうな時も踊った
仲間は心優しい理解者で、いつも私に寄り添ってくれた
話も真剣に聞いてくれて、励ましの言葉もくれた
レッスンは私にとって、救いの場であり、笑顔を取り戻す場でもあった
楽しげなハワイアンミュージックを聴きながら、こんな辛い毎日じゃなくて、もっと楽しく明るく生きていきたいと何度も思った
フラのステージを観れば、ダンサーの笑顔から、素晴らしい踊りから、素敵な音楽から沢山の力をもらえた
会社にフラのインストラクターをしていた友達がいて、1曲難しい曲を教えてもらい必死で練習して、社員旅行のハワイでサンセットの中、一緒に踊った
とても素敵な思い出になった
フラは愛する恋人のことを歌った曲が多い
だからいつもJを思い浮かべながら踊っていた
苦しい時は、それがかえって辛くて、一人練習の時に涙が流れてしまったけど…
それだけ感情を込めて踊れるようになっていたのだから、特に踊りのセンスがない私も、それなりに上手くなっていたのかな。。
もともと神聖なものだからか、フラには何か目に見えないパワーが宿っているような気がする
私のこれからの人生において、できればなくなってほしくないなと思うものの一つ
華やかなレイをつけて、幸せいっぱいのフラをいつかJの前で踊りたいな