夏休みがやってくる
私の夏休み、今年はなしかと思って沈んでた
Jと長く一緒にいられる貴重な時間
ゆっくりMTして
たくさん話をしたいなと思う
いろんなこと
普段時間が短すぎて話せないこと
普段恥ずかしくて言えないこと
普段思わず飲み込んでしまうこと
全部正直に話して
深く通じ合いたい
愛してるから
今よりもっと深く繋がりたい
Jは
俺が家を出ればRは安心するのかな
って言った
それについて何も答えず、
今の時間まで考えていた
うん、それはそうだと思う
その行動は、間違いなく私を安心させる
でもね、
今すぐに出来ないことだと知っている
出来ない代わりに、今、
私に少しでも安心感をもたらすのは、
Jの意志を感じる言葉だと思う
愛してるということと同じくらい、
何度も何度も繰り返し
Jが自分の意志を伝えてくれることだと思う
私がつまらない誤解や想像をする余地がないくらいに…
そして、
その言葉に相応しい行動を示してほしい
然るべき時に、必ず俺は家を出るつもりだと、言ってほしい…
そんなの、本当にできるかわからないことを
気安く言えないと
Jは思うのかもしれないけれど…
その、
「できないかもしれない…」
という揺らぎが、少しでもJに見えると
私は不安定になり心乱れてしまう
今日Jとのデートの後、
駅の階段を降りながら頭によぎったのは、
Jが家を出て、私と一緒に住み始めることは、
強く望んで、本気でやろうとすれば、
出来ることなんだ、
ということ
法律上どうであれ、一緒に住むことはできる
実際に婚姻関係を結んでいなくたって一緒に住んでいる人たちなんて、山のようにいる
そう思った
私達はもう大人だから
その時が来た瞬間に
一緒に暮らせばいいんだって思う
るっこちゃんが週末、旦那さんと将来カフェを開業するために必要な費用のことなどを具体的に話したらしい
だけど、旦那さんははっきりとは「いつから始めたいからそれまでにはこうしなきゃね」みたいなことは言わなかったらしい
なので、るっこちゃんは「大体の時期が決まらないと私も動けないですよ」とぼやいていた
先の予定を決めたり、具体的な目標を立てるのってなかなか勇気がいるし、難しいと思う
けれど、今後少しの変更の可能性があったとしても、「自分はこうしたいと思っている」を常にきちんと持っていたいなと思う
目標や希望があるということは、苦しい毎日を生きていく上での救いになるし励みになる
その目標や希望が、二人ぴったり一緒なら素晴らしいなって思うし、それを確かめ合うことでいろんな不安は小さくなるだろうって思う
キャビネットの上に飾ったペイネさんの絵を見て、ふと恐ろしいことを思った
絵の女性は奥さんで、
家ごと抱きしめてるのはJ
実は、Jの夢はすでに今、叶ってるのかもしれない…
そんな悪夢のような想像を私に二度とさせないように
J、私を助けてね