気球に乗ってどこまでも〜渡り鳥の地図

寂しくて苦しく

悲しくて辛い

毎日何かしらで気を揉んで落ち込んで

全身の力がだんだん入らなくなってきてる…

眠いのに眠れない

不眠症?

お布団に入って眠れずに1時間以上が経過した時、ふと頭に浮かんできたメロディーは「気球に乗ってどこまでも」と「渡り鳥の地図」…

歌ってみた、覚えている限り

***

時にはなぜか大空に旅してみたくなるものさ、気球に乗ってどこまで行こう、風に乗って野原を越えて、雲を飛び越えどこまでも行こう、そこに何かが待っているから、らんらーらららららららららーらんらーらららららら

ぱぱんぱぱん(手拍子)

***

世界地図を開くと一つ一つの国に違った色が塗られ、一つ一つの国に消すことのできない国境がある、けれど空を飛ぶ渡り鳥には地球のどこにも国境はない、ムクドリたち、ツバメたち、白鳥たち、カモメたち、強い翼の渡り鳥には、うーうーうーうるるるる(アルトだったから)、美しく懐かしい冬の水鳥たちを○○に呼ぼうよ、るーるるーる、○○の○よ、○○の水鳥たちを湖に呼ぼうよー、生きる日の喜びを歌いながら、自由に地球を飛ぶ渡り鳥たちに、争いはない憎しみはない地図のどこにも国境はない

***

歌詞が所々あやふやだけど

なんて素晴らしい歌

心が洗われる気がした

合唱したいな皆んなで

私の中学校は歌声が盛んだった

「歌声集会」というのがあり、学校ではもちろん、林間学校や遠足や修学旅行…どこに行っても歌を歌った

かなりのレパートリーがあったと思う

その中でも特別な歌は「大地讃頌」だった

まさに歌声の最高峰という位置付け

憧れを抱きつつ、練習に練習を重ね、3年間の集大成として歌い上げる

感動したんだ、とても

発表の時、感極まって泣きそうになったのを思い出した

歌とリコーダーが大好きだった

リコーダーは学校で買うと茶色なのだが、私は一人、自前の白いリコーダーを持っていてご自慢だった

ソプラノリコーダーもアルトリコーダーも持っていた

20時以降家で吹くと「ヘビが出るよ!」と怒られた

けれど我慢ならなくてお布団を被って夜こっそり吹いていた

歌も同じで、お布団を被って、よく歌っていた

かなり本気で歌っていた

お布団の中で特によく歌っていた2曲が今回このタイミングで急に思い出されたのだった

いい歌、いい歌詞、素晴らしいメロディー

純粋で、希望に満ち溢れ、夢がある

あの頃、自分の人生がこんな風になるなんて予想もつかなかったな

おバカで、はっきりいって何の予想もしてなかったな

33年近く経った今、この歌をお布団の中で再び歌った

どちらも空を飛ぶ歌

やっぱり私、鳥になりたいんだな

空を自由に飛ぶ鳥になって

幸せになりたいな

暖かい羽毛に包まれたふんわり軽い体

Jも鳥になるんだよ

この手が翼に変わったらいいのに

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