記念すべき200投稿目は、楽しい?お話(あまり楽しくないけど)
約一週間後、中田裕二の毎年恒例の年忘れライブがある
確か…今年で行くのは3回目か4回目
この日が近づいてくると、結構な緊張感が走る
というのも一昨年の年忘れライブの当日、インフルエンザが発症したからだ
そのせいで、「年忘れライブ=インフルエンザ」という図式が頭から離れない
なんだか、ちょうどその日またインフルエンザに襲われるのではないかという恐怖で緊張してしまうのだ…
一昨年のライブ当日、会社に朝着いた時から、何となく身体が変だった
だんだん寒くなってきて、節々が痛み出し…間違いなく体温の上昇が感じられた
いやいや。。まさか…私はどれだけこのライブを楽しみにしてたか!!そのうち治るわ。。と何とか平静を装って(自分をごまかして)仕事していた
定時で上がり、ライブ会場に向かう途中で何か軽くご飯でも…と思っていたが…
身体動かない
そしてやたら寒い
おでこがやばいくらいの熱さ
フラフラしながら、会場へ向かう電車の駅があるところまで歩き、ショッピングモールのベンチに座った
まだ開場時間まで時間があったので、とにかく、下を向いて手を座面について何とか身体を支えていた(背もたれがないオシャレ椅子だった…)
私はものすごく頑丈で普段ほとんど風邪も引かない
だから、病気で具合悪い場合、どのぐらいが自分の我慢の限界なのかを知らなかった
そして、昔から好きなことに関しては、無理をするたちで、自分で言うのもなんだが、ものすごく粘り強く我慢強い
ライブに行かずに帰る、という選択肢はその時私の頭の中には一切なかった
(普通やめるよね、普通行かないよね、何で帰らないの?って後からみんなに怒られた)
電車に乗らないといけない時間がやってきて、立って何とか駅に向かったんだろうけど、全くその時のことを覚えてない
何とか会場に着き、自分の席に座る
いつもなら、開演前の会場の雰囲気を楽しみながらワクワクが止まらないのに、寒すぎてブルブルが止まらない
もこもこコートにマフラーぐるぐる巻きのまま、一人雪だるまのように膨れていた
コート着てマスクしたまま、コンサートなんてありえない…と思いながら、でも、寒すぎて布団がほしいくらいだった
高熱で頭が朦朧とし、歌がほとんど耳に入ってこないし、中田さんの姿もおぼろげではっきり見えない…ステージで何が起こっていたか記憶が途切れ途切れ
たぶん途中何度も目をつぶってたと思う
私のお馴染みの場所のことで、会場に話しかけていた中田さん
元気なら、真っ先に手を挙げて声を発したはずなのに…まるで遠い場所でのやり取りのようで…全く参加できず
よくわからないうちに終演
帰り道は、生まれてこのかた経験したことのない「具合悪さ」を経験した
世間でよく耳にする「具合悪くて立っていられない」というのはこういうことなんだ…と知った
電車の一駅の長いこと長いこと…
駅の階段を踏み外し3段ぐらい落ちたが、もう朦朧として痛みもわからない
酔っ払いと間違えられたかもしれない
何とか布団までたどり着き、倒れ込んだ
それまでインフルエンザを甘く見ていた私は、この実体験により、インフルエンザ菌の威力をまざまざと思い知らされたのだった
これは一生忘れない出来事の一つかもしれない…
あと、一週間、インフルエンザ菌よ、どうか私の体の中に入らないでくれ…と願うばかりである
楽しみ、だけどこわい。。年忘れライブ
おまけ