冬の上野で踊ってきた

J、今日は何をして過ごしてるんだろう

朝から連絡を取っていないから、まるでわからない

何の予定もない3日間、私のやることは大掃除と年賀状だけになったので、せめて半日ぐらいは自分の楽しみのために時間を使おうと思った

気が滅入って、どうしようもなくて…

物を投げたくなるような苛立ちと、全身の水分が全部涙になっちゃったみたいなどんより感

重い身体と心に鞭打って、外に出た

ちょうど今年最後の盆踊りオフ会が上野であり、11時から16時、5時間踊ってきた

結構な人数が参加しており、何となく知ってる顔もあったけれど、喋るほどの顔見知りでもないので、先生以外は誰とも話さなかった

休憩は途中10分間ぐらい

コンビニで買ったおにぎりを立ったまま食べただけ

雨で下が濡れていたから、座れなかった

降水確率が50%だったのに、傘を持たずに出てきた

濡れたって何だってどうでもよかったのだ

途中結構雨が降ったけど、ギリギリ中止にはならなかった

身体はそうでもなかったが、手が冷たくてかじかんだ

綺麗に手先をのばして踊ろうとして、無理矢理ぴーんとしようとしたら攣った

手の指って攣るんだ…

約70曲が間髪いれずにかかり、黙々と踊り続ける

全国各地の曲がかかるから、ほぼ全部の踊りが初見

難しいものは最後までわからずじまい

でも地元の曲も3曲だけかかって、それはうれしかった

そのうちの1曲はうちのチームの代表曲だった

寒くてちょっと頭痛くなってしまったけど、家にいるよりずっとよかった

もう、日が暮れて、3連休2日目が終わる

早く終わってほしい

母に「3連休1日も会えないんだ…クリスマスなのに…」ってぼやいたら

「もうあっちもこっちもで疲れちゃったのよ、きっと」

ってきっぱり言われた

そうなんだ…もう、疲れちゃったんだ、J

もし本当にそうなら、私、希望持てないよね…

悲しくて気持ちが沈みきっている

けれど、それをJに訴えたところで、意味がないと知ってる

家族で楽しく親密な三連休を過ごしてるんだろう

私は入る余地がない

私の出る幕はない

静かに引っ込んでればいいんだと思う

るっこちゃんがいつか言っていた

「期待しちゃだめですよ、期待しないようにすれば、少し楽になれます」

そうね、そうだよね、でもね、るっこちゃん

私が今すでにJと結婚できている状態で、何か辛い時に「あきらめること」「期待しないこと」を対策とするのはすごく良いと思うの

だけど、私、まだJと結婚できてないんだ…

あきらめたら、終わっちゃうの

期待しないということは、Jがこのままであることを、許すことになっちゃうの

だから、私はあきらめないし、Jに期待している…

けれど、Jが一言「もう、Rと一緒になるために頑張れないよ、Rと付き合うことに疲れちゃった」と言ったら、

どうしようね…

私終わりだね

困ったな

こわいな

考えたくないな、そんなこと

早く寝たいな

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする