昨日の11時から今日の10時まで、23時間Jとのデートだった
最高に素敵な時間だった
皇居の周りをお散歩していて、東御苑が一般開放されていることに気付き、平川門から入場
数え切れないほど皇居の周りは歩いてるけれど、中に入ったのは初めて
美しく剪定された木々や立派な石垣、歴史ある建造物など、私もJも興味津々で思った以上に楽しめた
梅やボケの花が可愛く咲いていて季節を感じることもできた
二人とも年齢を重ねて、昔よりもそういうことに喜びを感じるようになった
皇居を後にし、宿泊するホテルのある赤坂まで歩いた
この日の歩数
19913歩
歩いた距離
12.3キロ
Jと歩くのが大好き
昔からそう
Jと東京の街を歩くのがとにかく大好き
信号待ちや小さな路地でキスをする
肩と腰に手を回して二人三脚みたいに呼吸を合わせ、ぴったりくっついて歩く
手を強く繋いで、愛してるの合図を何度も何度も送り合う
Jの横顔を穴が空くほど見つめる
まさに至福の時間
こんなに楽しいことがあるんだって思う
Jが目の前にいると、魔法のように頭の中にくすぶっていたいろんなことが溶けて見えなくなってしまう
数日前にとんでもなくひどいことを言われたのに「ひどすぎて悲しくなったよ」と伝えることを忘れてしまった
不安を解消するための言葉を聞きたいとずっと思っているのに「ねえ、これから先はどういう風にしていくの?」って聞くのを忘れてしまった
私はいつもそう
Jが好き過ぎて、とにかく目の前にJがいる間は幸せを感じることに専念したいと思ってしまう
だから空気が凍るような話題は避けてしまう
深く親密なSYJ
ワクワクが止まらない夜のお散歩
深夜の罪悪感たっぷりのおやつタイム
お膝に乗ってYouTube鑑賞
夜中に目覚めても隣にJが静かに眠っている…なんということ!
最高に楽しく幸せな時間
Jが好き
どうしようもない
私はずっと誤解されてきた
ずっとくっついていたいのに、そうでないと思われたり
ずっとキスしたいのに、私からやめたと思われたり
ずっと一緒にいたいのに、私から離れたと思われたり
Rはそうだ、って言われるたびに、そうじゃないのに…って思ってきた
どれだけ私がJのことが好きか、どうやったらわかってくれるんだろうって、ずっと思ってきた
私もJと同じように、自分に自信がない
だから、そうやって「自分はそんなに愛されてない気がする」みたいなことをすぐ思う
だから気持ちはよくわかるのだけど、今のこの私のわかりやすいJ大好き行動を見ても、そう思ってしまうのは、私の行動が原因じゃなくて、Jの捉え方や考え方や固定観念みたいなもののせいじゃないかと思った
もっと一緒にいたいとも言わずに早くに帰ってしまうのも、なかなか会おうと言ってくれなかったのも、さみしい時に連絡をくれなかったのもJだから
私は今、気持ちのほとんどをJにぶつけている
ほんの少しの恥ずかしさが先に立つこともあるけれど、ほぼ自分の気持ちをストレートにぶつけてる
Jは「もっときて」と言う
私はJに「もっときて」と思っている
私、もっとJにきてほしい
もっともっと私に働きかけてほしいといつも思ってる…
今ここに生きていることは、いつも脅かされている
この瞬間は、奇跡的にもたらされた貴重な一瞬かもしれないと
そう思えば、出し惜しみも遠慮もしてる場合じゃないんだ、って
本心を伝えないで、どうする?と思う
伝わらないことは悔しいし悲しい
「今できることを精一杯やる」
私のこの信条の意味は、大きいことを言っているのではなく、小さくてものすごく切羽詰まったことを言ってる
後がないかもしれない、とか、究極は最後かもしれないとか
そのくらいの危機感で、できることをしなきゃと焦っている
そんな、いつも「これが最後かもしれない」と思ってたら身がもたないだろうけど、Jのことに関しては、それくらいの表現でちょうどいいと思うほど、真剣で想いが強い
私と一緒にいることを、俺の人生だと、Jは言う
それならばもっと、むき出しの感情を私にぶつけてきてほしいし、素直に自分の気持ちを行動に現してほしいと思う
私もまだまだ足りない、もっとJに素直にいろいろ伝えていきたい
湯船の中でJが優しく後ろから抱きしめてくれて、私は首を後ろに向けてずっとキスをしていた
何分してたかわからないぐらい長い間そうしていた
してる間に、だんだんJが好きだという気持ちが溢れて抑え切れなくなり泣いた
目の前にJがいて抱きしめられながらずっとキスしていられるというその状況が嬉しすぎて夢みたいで胸が痛くなって泣いた
なんでこんなに大好きなJと毎日一緒にいられないのか、どうしてJは私を裏切ったのか、悲しくなってきて泣いた
湯船のお湯がすっかり冷めてしまうほど、長くキスした
私はやめられなくなって、一生でもしてられそうだと思った
この状態で二人で死んだらいいなあと思っていたら、もしJが先に死んじゃって、タイミングがずれちゃったら私はどうすればいいんだ…とものすごく不安になった
どうしても一緒に死にたい…好きなタイミングで安楽死できる方法…
Jが
「二人の腕の境目がわからなくなったね」
「そろそろ身体洗おうか」
と言った
そこでその長い長いキスが終わった
Jはこのデートの後、メールをくれた
◇
昨日、Rがお風呂でずっとキスし続けてくれたのが本当に嬉しかったよ
俺気づいたの
Rはこんなに俺とキスしたいんだってね
いつもなら、俺が「そろそろシャンプーしよっか」って言って、 キスするのをやめちゃってたね
Rからのキスを受け続けてあげたいって昨日は思ったの
少しのぼせちゃったけどね
嬉しかったよ、本当に
俺だけだって伝わってきたよ
◇
Jは自分から引いていたことに気づいたみたいだった
旅行の話も、将来の話も、会ってる時間も、TKTDの時間も、ハングアウトの会話も、ほとんどの時、Jの方から身を引く
私のお願いや命からがらのSOSも、積極的な申し出も、Jが取り合わないで、なかったことになっていることがいくつもある…
無意識なのか、考えてそうしてるのか、理由なくそうなるのか…わからないけれど、そのたびに、私はポツンとした気持ちになっていた
せめて、何かの理由があって断腸の思いでやめるなら、本当はやめたくないんだけどね、ということをいちいち伝えてほしいと思う
そうでないと、Jは本当にそうしたかったんだとしか、思えないから…
逆に私がそういう行動したら、Jは悲しいと思う
思い違いで悲しむなんて、もうやめたいよね
Jがそのことに気づいてくれてよかった…
自分が実際どういうふうに私に接してるか、私がそれについてどう感じているかについては、きっとあまりピンときてなかったのかもしれないね
私もそうだけど、自分がどう感じるか、がどうしても一番になってしまうよね
思いやりを持つって、心の余裕が必要だよね
私もJにもっと思いやりを持って接したいと思っているよ
きっと二人の穏やかな生活の中では、心の余裕が生まれてお互いを思いやっていけるよね
そう思うよ、J