Jの手を離してすぐ、まだ温もりが残っているうちに、その左手で自分の右手とほっぺたを触った
その暖かさを自分の身体の別の場所にも分け与えたかった
平日のデート
4時間はあっという間
Jが次の4つのことを言った
一つ、駅に向かう道で
「一緒に住みたいって言ってるぐらいなんだから時間足りないに決まってるよね」
一緒に住んだ場合と、今の状態を比べた場合、1年間で一緒に過ごす時間は何時間の差があるか?
という問いが頭に浮かび、先日Jに教えてもらった算数で答えが出るかもと思いながらも、私の頭では計算しきれなかった(頭がまだ適性検査)
二つ、SYJの後、
「STになってそのまま眠れないのは、自然の摂理に反している」
確かにそう
SYJ終了後は二人とも意識を失うように眠りに落ちる
たぶん命を削ってしてるからである
死んだような眠りが訪れる
その究極の眠りを無理に中断させ、身支度して、別々の電車に乗り、挙げ句の果てには別々の布団で一人で眠るという、実に侘しい状況。。
三つ、帰りの電車の中、
「コーヒーおいしかったね、Rの入れ方が上手なのかな」
「なんか、カレーが食べたいなあ。。らっきょう見たからかな?コロッケカレーね。メンチカツカレーでもいいなあ。。両方乗ってるのは食べたことないなあ。。」
毎朝美味しいコーヒーをいれるよ
カレー、コロッケ、メンチカツ…ああ、早く作りたいな。。
美味しそうに食べるJの姿を毎日見たい
Jの言ったことすべては、一緒に住むことで叶うことだと思った
一緒にいるのが基本なら、時間はたっぷりあるから心が安定する
外にいても、同じ場所に帰れる
そんなの最高にうれしい
SYJの後、二人で吸い込まれるように何時間か寝ても、なんの問題もない
コーヒーを毎日入れてあげられる
Jの食べたいものを全部作ってあげられる
もちろん、揚げたてのメンチカツとコロッケが両方乗ってるカレーだって作ってあげられる
もう、答えは一つ
JR room
二人で目指しているの
JR room
想像してみる
最高でしょ
どんなに狭くても
※ご飯がちゃんと作れる台所はほしいけど
Jの温もりを毎日感じられる生活
早く来るといいな