事例に心脅かされる

fちゃんがあるベンチャー企業の人事採用担当の男性と飲んだ話…

その方、業界では採用のエキスパートとして一目置かれている人らしい

彼はフェイスブックに子供の写真を載せたり、家族旅行について書いたり、奥さんのイラストを載せたりして…世間的には円満で全く問題のない幸せな家庭にしか見えないらしい

フォロワーも2000人を超える人気者らしい

けれど、奥さんが異常に束縛する人で、仕事中も移動中も電話を何度もかけてくるし、本当に会社に行ってるのか、どこにいるのか、誰といるのかと、四六時中、彼のことを疑うらしく、彼はついに困り果てたらしい

会社の同僚皆が心配するほど酷い状況だったとのこと…

fちゃんは「実は別居している」と彼に聞かされ、ものすごく驚いたとのことだった

幸せを装っていても、皆深い悩みがあるのだ

Jも同じようなものだと思った

私のような存在がいて、深く付き合っているなんて、周りは微塵も想像できないだろう

会社からも近所からも、「家族思いの優しい素敵な旦那さん、お父さん」と間違いなく思われている

私はやはり影の存在である

悲しいことに…

私はJとの人生をはっきり選び取って、行動を起こしたので、周りからは軽蔑の眼差しで見られ、非難されている

幾人かの信頼も失った

Jは、「勝手にさっさとそうしたのはRだよね」って突き放すかもしれないけれど…

私はその選択について後悔していない

そう考えると、表面上上手く仲良し家族を演じることができているJは、そういう私が失った類の世間体やら社会的信頼は今でもしっかり保っているんだなと思った

そういうもの全部を失う勇気や覚悟がJにあるのだろうか、と不安になった

私のためだけに、そんな思い切った行動を起こせるのか、と思う

そういう風に考えているとだんだんと、心細くなってくる…

その話の流れで2つの事例を聞いた

一つは嘘つき男の話

fちゃんのお友達で妻子ある人と付き合っている子がいて、男は彼女に自分が結婚してることを一切話していないとのこと

マヌケなことに上手く隠せてると思ってるらしい

彼女は調べまくって彼に奥さんも子供もいることを知っている

家になんで彼女を呼べないかの理由は、独身寮に住んでるから、だそう

休日に会えないのは、仕事があるから、だそう

そんなの全部嘘っぱちである

私はその話を聞いた時、無性に腹が立ち、ふみちゃんは本人じゃないのに、説教じみたことをわあわあと言ってしまった

彼女は20代…なんともったいない

すぐさま、「結婚してること隠してたんだね、さようなら」と言い放ちやめるべきである

だけど、彼女はそれでもいいらしい

ものすごく好きだから。。

それでもいいって…いつまで?

まさか…信じられない

私は無理、そんなの耐えられない

二つ目は、口だけ男の話

何年か前、aさんの地元のお友達が、東京で妻子ある10歳ぐらい年上の男と付き合っていた

その人との間に子供ができたが、一人目は男から堕ろしてくれと言われ、堕ろした

二人目ができ、彼女は絶対にその人との子供がほしいと望み、一人で産み育てることを決意した

男は自分の子供2人が成人するまでその子供を認知できない(戸籍に入ることになるから)と言った

その男は、彼女に会う時は指輪を外し、絶対に別れるからと言い続けていたと言う

でも何年経っても別れなかった

結局、彼女はaさん含む周りの友達に説得され、彼と連絡を取らないようにしたらしい

今彼女は地元で公務員として働きながら一人で子供を育てているとのこと

その男が養育費を払ってるかどうかはわからないらしい

彼女は東京に用事で来た時に、彼と会ってるとか会っていないとか…

憤慨するしかない

そこまで酷い目にあっても彼女は彼にぞっこんらしい

彼だけが何も失わずいい思いをし続けている

そのことがaさんの中に強烈な印象を残していて、たぶん私のことと重なるんだろうと思う

「別れる別れると言って、絶対別れないんですよ」といつも怒って言う

「別れる気があるなら、もうとっくに別れてますよ…期限をきちんと決めて言いますよ」

「幸せになってほしいんですRさんには」と言う

そういえば、Jは「絶対に別れる」なんて一言も言ってないし、「いつまでにこうするつもりだ」とも言っていない…

まさか…

私は考え込んでしまった

Jを信じているから、こんな風に待っている

もちろん、明確な見通しがほしいとずっと思っているが、今だに得られない

もしかしたら、

私と一緒になりたい、とは思うが、

別れるかどうかはわからない、

ということなのだろうか.…

…この事例の男と同じじゃないよね

そんなずるくてひどかったら…そんなわけないよね

今日は正社員としての就職先が決まるという大きな喜びがあったにもかかわらず、もやもやとした不安が残る1日だった

でもね、私今年はなるべくいい気分で毎日を過ごすと決めたの

だから落ち込まないんだ

自分の頑張りをまず褒めてあげなきゃ

マジで就活頑張った!エライ

頑張って突き進めR!

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