良い本に出会う喜び

冬休みに買った本でまだちゃんと読めていないものがあって、ずっとゆっくり読みたくて気になっていたものがあった

それは『超訳 般若心経

昨日、読了した

これがとてもすばらしい内容だった

般若心経には、善光寺で写経をした時から、いや、Jに写経をプレゼントされた時から、その内容(意味)に興味を持っていたけれど、意味がわからなすぎて、どうしたらいいものかと思っていた

善光寺の法話では、ほんの少しだけその意味に触れて、例えばこんなこと、という例え話もしてくれたが、すっかり忘れてしまった

とてもいい話だったんだけどなあ…

般若心経の意味はとても深くて難解だが、すばらしく良くできたものだと言っていた

そうだ、病気の時にひたすらに般若心経を唱え、驚異的に早期回復したというような話をしてくれたことを思い出した…

私が出会ったこの本は、最初にまず、全文の超訳があり、その後に、一文一句について丁寧に解説が続く

目から鱗だった

この考え方はこれから生きていくためにかなり自分の支えになると確信した

そうか、そうなのか!と大いに納得

Jにもこの智慧を今すぐシェアしたいと思い、「買って!」と言った

そしたらすぐさま注文してくれた

その行為が、Jのあたたかい思いやりに思えた

この本を読む前の私なら、そう思えなかったかもしれない…

後半は私にとって意外なことが書かれてあった

それがまた私の心を掴んだ

そう…善光寺のお朝事で、何十人ものお坊さんが般若心経を何度も何度も繰り返して読むのをじっと聞いていたら、意味がわからなくとも、心が澄んでいくような感覚があったことを思い出した

毎日のように読んで、自分のものにしたい、と思った

私は、昔からだが、本を読んだ直後だけ、心新たになって、本から離れるとその内容をすっかり忘れてしまうという傾向があるので…

この本はしばらく毎日開こうと思う

そしてちゃんと意味を考えながら般若心経を声に出して読んだり、写経したりしたいと思った

いい本に出会えると人生変わる

これって本当だね

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