休息のとき

ずっと書けなかった。誕生日もクリスマスも過ぎて、もう年末。

夏の終わり頃、漠然と自分が燃え尽きたような、疲れ果てたような感じがあった。そして完全に潰れたのがわかった。突然動きが取れなくなり、Jに対しての行動と言動が凍りついてしまった。

突然に何もできなくなったのは事実だか、それまでに徐々に消耗し、力を少しずつ失いながら日々を過ごしていたのは確かだった。ある時点で全く希望が持てなくなり、思考停止したようだ。

今は心を休める時だと、連日の悪夢も私に念を押してくる。少し休みたくて、もう苦しみたくないとJに伝え、わかってくれた。

私は、Jの永遠に続くように感じる今の生活について考えることに、耐えられなくなった。限界に達したみたいだ。だから、次のステップがあるとしたら、そこに行き着くまで、一切苦しみたくないと思っている。

Jにもらった結婚指輪を小さな袋に入れて持ち歩いている。昨晩、久しぶりにはめてみた。ダイヤが美しく強烈に輝いて、私のしょぼくれた手が妙にみすぼらしく見えた。

毎日この指輪をする日がくるのだろうか、と思いながら、ぼうっとした気持ちで外して元に戻した。やはり今は、これをして毎日を過ごせる精神状態ではないと思った。指輪は幸せの象徴だから。。私の存在が日の目をみる時に初めてしていいものなのだろう。日陰の身で、どうして薬指に指輪?この指輪にはちゃんとした意味があるのだから。

何の確信も約束もないし、自分が何を心から望んでいるかさえ揺らいでいて、どう生きていくべきかわからなくなっている。

Jが会える日の予定を入れてくれるも、私は動けない。好きだから素直に会いたい気持ちもあるのだけど、何故か胸が締め付けられてどうしていいかわからない。

今日も難しい。。

いつか、私変わるだろうか。いつか、何かが変わるだろうか。

自然に無理せずゆっくり進む。無理に何もせず、力を入れずに自然の流れに乗ってしばらく過ごしてみようと思う。Jはそれを許してくれた。

ごめんね、J。ありがとう。

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