大分前だけど「結婚が、したいの?」と友達に聞かれた
えーと…そう、確かに、私はずっと、結婚にこだわってる…
二度も離婚して、何故にまだ結婚したいと思っているのか
それは、結局、私が一番したいことが「愛する人と一緒に心豊かに穏やかに生活すること」だから
もちろん、会って楽しく過ごすことや、旅行に行くことは、大切なことだし、大きな幸せを感じること
でもね、いつも一番近くにいないと、だめなんだと思う
何年望み続けても叶わない、何年経ってもそこに行き着かない現実が、私をショボショボにしてしまった
私の場合、「結婚なんてしなくても、ただ一緒にいられればいいの」というわけではないんだ
当たり前だけれど、Jに奥さんがいるという悲しすぎる事実に、遅かれ早かれ精神的に耐え切れなくなる日がくるかもしれないと恐れていた
目をそらし続けるにも限界があって
Jの生活を想像し苦しみ続けることは、あまりにきつかった
Jは気持ちの切り替えがうまいんだろうか
私は切り替えなんてできなくて。。離婚するしかなかった
覚悟はできていたものの、相当な修羅場だった
離婚しても同居せざるを得ない状況で、引っ越す日まで地獄のような毎日を送っていた
私の居場所はなかった
叫びたいほど辛かった
家でのいづらさに加えて、一晩中泣いてしまうほどのJとの悲しい出来事が重なって。。
部屋に籠もってばかりだった
数え切れないほどの試練が次々に襲ってきた
よく自殺しなかったなと思う
Jと一緒になるために、私は人生を変えた
無茶をし迷惑をかけ多くの人を悲しませた
Jはそういう体験を何がなんでもしたくないんだろうと思う
◆
ふと、さっき、頭をかすめたのは、大好きな人と素敵な部屋で毎日を過ごしたいという強い願望だった
カーテンや照明を二人で考えたり、雑貨や家具を二人で吟味して選んだりして
そんな小さな願望。。
ほんわかとした気持ちでお料理やお菓子作りを思う存分にできたらいいな、とか
そんなことが私の夢
結局は心から好きな人と一緒に普通に暮らしたいってこと
別にセレブな暮らしとか求めてない
休日に一緒にスーパーにお買い物に行って、のんびり暮らしたいだけ。。
何故か私の夢はなかなか叶わない
何で私にはそういう種類の幸せが訪れないんだろう。。
苦しまずにそこにたどり着く方法はないんだろうか
◆
Jと私、いつか夫婦になれるのかな
希望を持っていていいのだろうか
私たち、どうしてこんな風になっちゃったのかな
2020年6月になれば、再会して8年になる
何年か前の私は、2020年ともなれば、漠然とJの奥さんになれている気がしていた
そして、夫婦揃って仲良くオリンピックを見に行くんだと思っていた
奥さんになっているどころか、私は疲れ果て希望を失って、苦しみから逃れるためにJから距離を置いて谷底でじっとしているしかなくなってしまった
Jのいう、最初のタイミングまであと2年半
それまで、Jの状況は変わらないのだから、今までと同じように苦しみと闘うことになることになるだろう
しかも、「最初のタイミング」という表現なのだから、チャンスを逃せばまた、このままということ
「いついつ絶対に」とはJは決して言えない
その時になってみて、
何らかの理由で行動を起こせないかもしれない
行動を起こしても何かに行手を阻まれるかもしれない
だから、言えない
◆
もう、闘う自信がなくて。。
愛するJのためなら、一生でも闘えると思っていた私
今まで結構頑張ってきた
死にそうに辛いことも乗り越えてきた
でもいつまで経っても、報われない
完璧に安心して、もう大丈夫だって思えない
何かあるたびに一喜一憂して、心休まらない毎日が、ある時から嫌だな、と思うようになった
平和がほしい、そう心身が訴えていた
私、Jとの平和な毎日を追いかけ続けてきた
だけど、言い合いや責め合いやすれ違いや思い違いや勘繰り合いや、そんなものが平和を遠ざけて
会ってる時以外は、ほとんどJを近くに感じられなくて。。
なんでだろう
愛し合っているのに
再び、苦しんでもいいと思える日がくるだろうか
私ももう若くなくて。。胸がよじれそうに苦しんだり、涙が枯れるほど泣いたりしたくない、今はそう思ってる
苦しい部分をすっ飛ばして、いきなり穏やかな気持ちで楽しく過ごせる毎日がくれば理想的
そんなこと、問題がありすぎて難しい。。
Jは「Rを待ってるよ」と言ってくれたけど、私がJを待っていればいいのかな、って思った
私がいつも前のめり、Jは遠慮がちな気がするから。。
よくわからないけれど、時間がどこかへ導いてくれるかもしれない
少しゆっくり
少しお休みして
これからの人生について焦らず考えてみよう