結婚相談所話

親戚のおばちゃんは、とある有名な結婚相談所の大ベテラン社員である。30年以上のキャリアの中で成婚させたカップルの数No.1らしい。

私が離婚したことを今年の初め年賀状で知ったおばちゃんは、とても心配してくれていて何度か連絡をもらった。

数日前にも電話がきた。Rちゃんにはいつも驚かされるわねー、と持ち前のチャキチャキ口調で元気いっぱいだ。

結婚を考えているのか、を聞かれて、結婚はしたいです、と答えた。それならば、早めに入会したほうがいいと入会を勧められた。確かに歳が歳だし、もうそろそろリミットだろう。私のような状況の人も何人かは在籍していて、少しはニーズがあるようだ。

しかしながら、どうも気が進まない。モヤモヤする。確かに結婚はしたい。寂しく一人で生きて死んでいくのは悲しい。

でもよく考えたら、私が入会するなんて、ちゃんちゃらおかしい。離婚理由がこれで、なぜに婚活?

自然に出逢って結婚の話が出るなら、ま、いいのだろうけれど。わざわざ活動するのは違和感がある。

Jは?2年半後、私を迎えにくる?待ってていいのか、期待してはいけないのか。

今を逃すともう後はないと母も脅す。そりゃそうだろう。父親も兄弟も伴侶もいない私の将来を心配しているのだ。

そんな話でわちゃわちゃしてたら、また蕁麻疹。参ったな。痒くて全身がムズムズする。

入会しないつもりでいる。が、チャンスを逃すことになるのだろうか。もうわからなくなっている。

占いでも行きたい気分だ。

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