さて、今日は待ちに待ったfox capture planのライブである。
会社から東京国際フォーラムは徒歩15分ぐらい。
途中八重洲中央口で、Jにそっくりな後ろ姿を見た。薄暗かったし、マスクだし、顔はよくわからない。
ただ姿勢や歩き方、背格好、鞄の持ち方がそっくりだった。でも若干鞄の形が違うように見えたし、少し歳が若いかもしれなかった。しばらく立ち止まり目で追った後、気を取り直して有楽町方面に歩き出した。
クリスマスのイルミネーションが始まっているビルや丸の内のライトアップを横目に見ながら、東京国際フォーラムへ。
東京のコロナ感染者が500人を超えたというのに、イルミネーションどころではないね、と思う。
しかし、私は果敢にも先週に引き続きライブ参戦。検温消毒して入場。席は間隔が十分開けられ、もちろんマスク着用。もはや通勤電車より安全性が高い。
二階席とはいえど、側面の下りの斜め部分で、座席が2席しか並んでおらずステージ側に1人。なかなかに良い席。視線を遮るものは何もない。
席についてから、開演までの25分間でこれを書く。
舞台は、お芝居も音楽も開演前のこの時間が好き。幕が上がるまでの、ドキドキを楽しむ。
fcpではない音楽がずっと流されている。チョイスにセンスがあって気になるので、さっきから何度かshazam出動。
昔は時間をかけていい音楽を発掘するのが大好きだった。CDショップに行って、ひたすら視聴してマニアックなやつを探してたなあ、と思い出す。
◆ここで開演
なんという素晴らしさ!!かっこよすぎて泣いた。生で聴けることの幸せ。
相変わらず、井上くんのドラムに釘付けだ。見たことがない。こんなすごいドラム。3人共が主役で3つの音が前に出て主張し続けてるのが、たまらない。
余りにかっこよすぎるため、心臓がバクバクするし、思わずヒィーとかウゥーとか言っちゃいそうになる。
なんなんだ!この人たち!!
ほとんどの曲が好きでたまらないから、最初から最後まで興奮しっぱなし。
しかも今までに見たステージの中で間違いなくライティングが最高だった。巨大なインスタレーションの作品を見ているようで、めちゃくちゃかっこよかった。
やはりfcpの魅力って、3人が職人みたいなとこだと思う。
とにかく素晴らしく、この感動を誰かと分かち合いたかった。
11月の文化的活動に私はいくら費やしているかわからない。けれど私から趣味を取り上げないでくれと思う。
生きててよかったって、ライブの最中思ったんだから。