玉置くんの新しいアルバム。
提供曲をセルフカバーしたもの。
大好きな「むくのはね」も収録されていて。
発売日、手に入れてから、毎日のように聴き続けている。
さまざまな愛や恋のかたちの歌。
初めて聴いた時、むくのはね、ママとカントリービール、花束で泣いた。
玉置くんの歌は魂がこもっていて、私の芯を揺さぶり続ける。
13歳年上の玉置くん、どうか私より長生きして、私が死ぬまで歌を届けてほしい。。
13歳から好きでたまらない声。今までの人生、苦しい時も幸せな時もずっと寄り添ってきてくれた声。
一人ぼっちでも、玉置くんの声はいつでも聴けるんだ。そう思うと、このイヤホンやiPhoneやCDの重要性をつくづく感じる。
◆
「花束」のように、あなたとあなたの周りの大切なものすべてを想います、と言えるような大きな愛をいつか、私も持てるのだろうか。
「むくのはね」のように、何もしなくていいんだ、いつも君の隣で何年も何十年も優しい気持ちのまま見つめているよ…そんな風にずっと私のそばにいてくれる人はどこかにいるんだろうか。
「スコール」はとてもいい曲だけど、歌詞を聴くと苦しくなる。きっと私のような立場の人は皆そうだろう。
結局のところ、元の鞘に戻って幸せに生きていくんだねって思う。私のような人は破れ、見捨てられ、すべてを失って、一人で生きていかなきゃならないんだよね、と思う。。
うつつを抜かしていた裏切り者の自分にハッと気付いて、約束を交わした相手を今一度想う。
でもな。。じゃあ、広げてしまった風呂敷は?そこにいる人含めて丸めて捨てるか、川に流してしまうか、見ないようにして記憶から消し去るか。何と自己中な。。
誰か傷つく。どっちにしても酷い。勝手に諦めるのも、放って諦めさせるのも、ないなって思う。
◆
恋は切ないし、悲しいし、うまくいかない。
人を愛するということって?
本当の愛を知ってる?
もしかしたら、何か勘違いしてるのかもしれない。
玉置くん、私はどうしたら。
◆
今日も玉置くんを聴きながら、つり革にぶら下がり目をつぶって、会社まで。
毎日。毎日。
このままでいい?もう、今はいいよね。。誰がなんと言おうと。
私がどれだけ苦しかったか、悲しかったか、頑張ったか、他人に分かるわけないんだって思う。どうにでも解釈して軽蔑すればいい。
そうやって疲れたまま、すぐ10年過ぎてしまうかな。
こんなこと黙々と書いていたら、一駅乗り越した。
◆
なにはなくとも、素晴らしいアルバム。
ここにある全ての曲の意味がわかる私は、歳をとった。
大きな愛に包まれて、毎日眠りたい。