(たぶん)一生に一度の一列目

billboard classics 玉置浩二 PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2021
『THE EURASIAN RENAISSANCE “КАПЕЛЬ”』

待ちに待った玉置くんのコンサート。

一つ前のオーチェペリは行けなかったので、2019年の春以来である。

友達に自分の会員番号を知らせて、ファンクラブ先行でチケットを取ってもらった。blue noteを別にして、今までの玉置くんのコンサートで一番良かった席は確か3列目ぐらいだったが、チケットを引き換えたら、なんと、なんと、人生初の1列目だった!しかもほぼ中央である。

なかなか信じられず、2階席じゃないの?とか列と番号反対じゃないの?とか何度も何度もチケットを見返したが、間違っていない。

オーチャードホール。歓声はあげられないしマスクだけど、1列目で観られるのは、ほぼ一生に一度だと思うので堪能しようと思う。

何日か前から、自分が出演するわけじゃないのに、緊張して落ち着かない。たぶん、生きてて良かったと思うと思う。

開場時間にぴったり入場。

思ったよりも見上げる感じだったが、なんと私の正面が玉置くんの立ち位置だった。オーケストラとの共演で指揮者と重ならないように少し左にずれて玉置くんは立つのだった。。私の席もうまい具合に左にずれて。。真正面!会場の2000人以上の中で一番玉置くんに近い席。

手が届きそうだったし、玉置くんの汗も歯の一本一本も、僅かな表情の変化も、びっくりするくらいよく見えた。暗転した時の様子さえしっかり見ることができた。

歌は最高に素晴らしく、涙が溢れて止まらなかった。小さく頷いたり、胸に手を当てたり、感情を込めて歌う姿は、神々しくもあり、広く大きな愛を感じずにはいられなかった。

なんと素敵なんだろう♡とトロトロに溶けながら、コンサートの間中99%以上、玉置くん1人に視線を注ぎ続け、その姿を目に焼き付けようとした。ひとつひとつの仕草や表情を絶対に見逃すまいと眼の力を最大限に使って見つめていた。

今回も一部分をマイク無しで歌ってくれたが、声がダイレクトにきて、身体に染み込んでいくようだった。息遣いまでも聴こえてきて…ドキドキが止まらなかった。

37年間好きでたまらない声。距離が近すぎて、途中、もはや現実でない気がしてきてしまった。。幻想かしら??

私の中学生からの夢の一つは、玉置くんに耳元で歌ってもらうことだった。耳元とまではいかないが、きっとこれが最大限に近い距離だろうと思いながら、奇跡的な2時間弱を過ごした。

とにかく素晴らしいコンサートだった。。

終わったら案の定腑抜けになってしまい、今日からの1週間、完全に仕事やる気なしモード。。

これはまさに「たまロス」。

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